サンパウロでブラジル外務省との会議を控えているブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)に朗報が入った。同協会にとって初めてとなる大口寄付が、日本で通信事業を展開しているIPCグループから行われた。寄付額は100万レアル。11月29日、百周年協会事務局で寄付金の贈呈式が行われた。
百周年協会の上原理事長は、これが今後の寄付活動に繋がることを期待していると述べ、西林万寿夫・在サンパウロ日本総領事は「今回の寄付は、大変有益で大きな意味を持っており、ほかの新たな貢献を呼び起こすものだ。将来、(寄付が行われた)2006年11月は、百周年記念事業にとって記念すべき月となるだろう」と語った。
インターナショナル・プレス・ジャパン社の村永レオナルド社長は、寄付は百周年記念に参加するための第一歩だとし「私たちは日本に住んでいるが、日系ブラジル人として我々には百周年記念祭を成功させる義務がある」と述べた。
インターナショナル・プレス・ジャパン創立者の村永義男氏は、ブラジルへ渡った日本移民で、パラー州を拠点にしながら日伯間を往復し、在日日系ブラジル人が抱えている問題を目にしてきた。それが契機となって、1992年、インターナショナルプレスを設立し、日本初のポルトガル語新聞を発刊した。