2007年1月5日
第2段階へ ボランティア求める『あしあと』委員会
[シンチア・ユミ/NB]
日本移民百周年事業の1つ、ブラジル日本移民登録委員会『あしあと』(あしあと委員会)が、プロジェクトのボランティアを求めている。作業内容はブラジルに渡った戦前移民約18万8千人の日本語データをポルトガル語に訳すというもの。プロジェクトの第1段階、ブラジル日本移民史料館(サンパウロ市)が所蔵する日本移民乗船者名簿のうち戦前移民の全渡航者名にローマ字で読み方をふる作業は完了した。第1段階に参加したボランティアは126人だった。
同委員会は今後、第2段階の渡航者の情報をポルトガル語に翻訳する作業に入る。同委員会の島袋レダ・コーディネーターは「第2段階の作業は、渡航者の出身都道府県、家族構成、職業、ブラジル到着時の年令、何回日本を往復したか、渡航中に死亡した人・生まれた人などの情報を加えます。また、例えば9歳でブラジルに渡った私の伯父が4分の1の労働力として考えられていたように、渡航者名簿に掲載されている情報は、移民一人ひとりがどのくらいの労働力として考慮されていたかが分かります」と作業内容について話した。
また島袋コーディネーターは、サンパウロ州文化局の協力を得て、州立移民記念館(サンパウロ市)に登録されている情報を同プロジェクトと照らし合わせ補完させるとし「移民記念館に登録されている情報は完ぺきなので、私たちが持っている情報と比較し間違いなどを修正したい」と語っている。
あしあと委員会では今後、戦後移民の歴史を掘り起こすため新たに小委員会を発足させる予定。日本語・ポルトガル語でデータ化されたすべての情報は、パネルにキーワードを入力することで検索できるようプログラム化され、ブラジル日本移民史料館および州立移民記念館に寄贈される。島袋コーディネーターは「すべてのプロジェクトを実現させるためにボランティアの協力が必要」と協力を呼びかけている。
ボランティアに関する問い合わせ
E-mail:registros@centenario2008.org.br
条件:パソコン入力および日本語が堪能なこと