長さ430メートル、高さ5メートルの長大な壁画が、サンパウロ市パウリスタ大通りトンネル内の両側壁にお目見えした。サンパウロ市の主催で、2008年の『ブラジル日本移民百周年』を記念して制作されたもので、そのオープニングセレモニーが1月28日午後2時から行われた。
ヤノス・クオリティー(矢野セリーナ代表)とブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)の企画で、サンパウロ市が今年の『サンパウロ市制453年』記念事業として実施した。
中沢会長によれば、『ブラジル日本移民百周年記念行事』の支援行事としてブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)に提出してあったこの企画を、サンパウロ市が認可し実現の運びとなった。
ボランティアの画家150人(うち日系人10人)が、『オリャル・ナッセンテ(日出ずる国を見詰める)』を主題として、日本の開びゃくから現代までの歴史を17の項目に分けてスプレーで描いた。壁画の長さは世界一とされ、サンパウロ市は今後2年間、この壁画を維持する。
ブラジル仏教連合会の輪番、ブラジル別院南米本願寺が法要した後、歩行者天国となったトンネル内を約500人が壁画を鑑賞しながら逍遥した。矢野代表、中沢会長、ウィリアム・ウー下院議員、在サンパウロ総領事館の丸橋次郎首席領事、百周年記念協会の吉岡黎明文化委員長、サンパウロ市の関係者が舞台上に用意されたこも被りの酒樽の鏡割りを行った。その後、平松大和・新体道ブラジル代表が門下生たちと『新体道』のデモンストレーションを行った。