2007年5月15日
飯星下院議員が日本へ―日本側関係者と意見交換
飯星ワルテル連邦下院議員は、ブラジル日本移民百周年記念事業に対する支援要請活動の一環として訪日、15日から日本の関係当局との話し合いを行う。飯星議員の訪日は公的視察となっており、来年開催予定の百周年記念事業に関する意見交換が行われる予定だ。飯星議員は、伯日議員連盟の副会長および下院外務委員副会長。
飯星議員は日本で、今回の記念事業をきっかけにして、ブラジルと日本の二国間においてもっと広い意味での話し合いを要請する意向。さらに今回、飯星議員とともに同行する関係者らも今年後半、あるいは2008年1月に同じ目的で再度日本を訪問する予定となっている。「後続者に続く道を開いてくるつもり。それを遂げるには、1月では遅すぎる。今回の百周年祭典の士気はますます高揚していくでしょう」と語る飯星議員は、9日に日本へ向け出発した。
日本の関係当局と話し合われる取り決めなどについては、ブラジルでの先例にならい、日本での百周年記念切手の発行の可能性も含まれる。今月3日には、飯星議員はブラジルで百周年記念コインの発売に関しての議案をブラジリアの財務省へ提出した。
飯星議員は、百周年記念事業の話し合いをもとにブラジル、日本の二国間に有益で社会経済的な取り決めの意見書を近いうちに作成したい考え。それに対し日本政府は、日本で働くブラジル人が犯罪を犯した際に処罰するための司法上の取り決めの採決に興味を示している。他方で、ブラジル政府はブラジル労働者が帰国するために享受することができる社会福祉制度の協定を要請したい意向。「百周年記念祭を目前とする現在が、これらの協議について深く話し合う最良の機会。今やらねば実現は難しいだろう。それには二国の政治的意欲が必要だ」。
訪日中の日程は、15、16日と、河村健夫衆議院議員(日伯国会議員連盟幹事長)、藤村修衆議院議員(日本ブラジル交流協会理事長)、井上信治衆議院議員、山極大志郎衆議院議員らと東京で会談する。河村議員と藤村議員はブラジルについて熟知している。その他、斎藤浩氏(国際協力銀行理事)、蔵本文吉国際協力事業団(JICA)中南米部長とそれぞれの意見交換の場が設けられる。また、東京へ着く前の12、13日、名古屋で開催されるエクスポ・ジャパンとエクスポ・ビジネスを訪問する。15日には熊本に行き、潮谷義子熊本県知事との面談も行われる。