2007年6月22日
SPFWが閉幕、最終日には日系人デザイナーも登場
19日、春夏シーズンを先取る第23回サンパウロ・ファッション・ウィーク(SPFW)が幕を閉じた。フォーリャ・オンラインが同日報じた。
今年はファッションショーを実施すると同時に環境問題にも取り組んだSPFW。オフィシャルサイトでは「イベント中、駐車場を有料化し来場客にタクシーの利用を促したほか、紙の節約、ダンボールなどの素材のリサイクルを実践した」と、環境に対する活動を総括した。
開催費600万レアル(約3億8000万円)、観客動員数9万人を記録したサンパウロ最大のファッションショー最終日の目玉の一つとなったのがファッションデザイナー、マルセロ・クアドロス氏によるコレクション。同氏は、ギリシャの神々を連想させる神秘的な服を披露、洗練されたショートドレスやボディースーツを身にまとい、ブラウンのアクセントのついたメイクアップで登場したモデルたちが会場を盛り上げた。
また、同日には日系人ファッションデザイナーのエリカ・イケジリも登場。テッハ・オンラインは同日「エリカ・イケジリは自分のルーツである日本の色を全面に出したクリエイティブなデザイナー」と紹介し、これまでは折り紙などを使った派手なコレクションが多かったが、今年は少しオリエンタルの要素を抑えたカジュアルのファッションだったと伝えた。また、鮮やかな色を使ったエリカ・イケジリのカラフルな服は「見てよし、着てよし」だが「クリエイティブ過ぎて商業的には難しい」としたうえで「資本主義においてはさらに生産するためには売らなくてはならない。つまり車輪を回さなくてはならない。SPFWに出演するならブランドもデザイナーも商業的なことを考える必要がある。エリカ・イケジリの課題はそれだけだ」と批評した。
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