【キネブラ】Vol.13 アンジョス・ド・ソル(Anjos
do Sol)
ある日、マリーアの住む小さな村に怪しげな男がやって来て、マリーアの父親となにやら交渉を始めた。マリーアがその様子を不安げに見つめていると、父親は男からお金を受け取り、その男に付いていくように命じる。マリーアは売られたのだ。
マリーアはトラックの荷台に乗せられ、知らない屋敷で競売にかけられ、休む間もなく飛行機でジャングルの奥地へと連れて行かれる。そこは鉱山で働く、貧しくて汚い男たちばかりが住む集落だった。着いてすぐに売春宿で何人もの男の相手をさせられ、体はボロボロに。こんな生活を送るぐらいならと、そこから脱走することを決心するが、逃げても逃げても、両親もいなければ読み書きもできない12歳の少女に逃げ場所なんてあるはずもなかった。
ブラジルにおける幼児売春の実態を描いた作品。ドキュメンタリー映画ではないものの、多くの実話を基にしてできただけにストーリーはリアリティーに溢れる。ブラジル映画のトップを決めるグラマード映画祭ではフィクション部門で最優秀映画賞に輝いた。題名の「Anjos
do Sol」は「太陽の天使たち」という意味。
題名 Anjos
do Sol
監督 ルジ・ラジマン
出演者アントニオ・カローニ
ビアンカ・コンパラート
カコ・モンテイロ
シコ・ジーアス
ダルレーネ・グロリア
フェルナンダ・カルバーリョ