2007年5月2日
【キネブラ】Vol.17 シネマ・アスピリーナ・エ・ウルブス(Cinema,
Aspirinas e Urubus)
今回は日本未公開の作品を紹介しよう。
時は1942年。トラックでブラジルを旅していたドイツ人の若者ジョアンは道中でブラジル人の男ラヌルフォと出会う。2人は村から村へと渡り、アスピリンの販売を目的に田舎の人たちに映画を見せてまわる。1942年といえば第2次世界大戦の真っ最中だが、ジョアンはその戦争から逃れるように、あるいはそんなことはお構いなしといったように目の前にある自分の道を進み続ける。ラヌルフォはひどい乾燥地帯から抜け出したいがためにそんなジョアンに同行する。バックグランドも性格も全く違う2人の間にも時間と共にいつのまにか深い友情が芽生え始める。
第79回アカデミー賞ブラジル代表作品。惜しくもノミネートは逃したが、ブラジル国内で称賛を浴び、数々の名作を押しのけて代表の座を射止めた。題名を直訳すると「映画、アスピリン、ハゲタカ」となる。
原題 Cinema,
Aspirinas e Urubus(英題Movies,
Aspirin and Vultures)
監督 マルセロ・ゴメス
出演 ジョアン・ミゲル
ピーター・ケトナス
表記に誤りがあったため、この記事は修正されています。
(ブラジル時間2007年5月3日15:11配信)