2007年5月2日
【キネブラ】Vol.20 クアトロ・ディアス(O
que é isso companheiro?)
ブラジルが軍事政権下にあった1969年。ある反政府派グループが在ブラジル米国大使を誘拐する。グループの要求は、政治的な理由から逮捕され、刑務所に収監されている15人の仲間の釈放。それはすなわち自由のための抗議であり、国民の声を代弁する叫びだった。グループが政府に与えた猶予は4日間。それを過ぎれば大使の命はない。果たして政府はグループとの交渉に応じるのか。それとも軍事力を行使し、真っ向勝負を挑むのか。この事件がブラジル社会にもたらした意味とは?ブラジルでは事件から20年が過ぎた1989年に民主主義を象徴する大統領直接選挙が初めて実施されることとなった。
ブラジルで実際に起こった在ブラジル米国大使誘拐事件の映画化。原作は事件の実行犯のひとりであるフェルナンド・ガベイラ。世界中で高い評価を受けた同作品は、ブラジル映画として初めてオスカーにノミネートした。
原題:O que é isso companheiro?
監督 ブルーノ・バレト
出演 アラン・アーキン
ペドロ・カルドーゾ
フェルナンダ・トーレス
ルイス・フェルナンド・ギマラエス