マナブ間部日伯近代美術館−2008年に完成予定
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Divulgação
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美術館建設予定地の現在(上)と完成後イメージ(下)
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【シンチア・ユミ】
造形美術家のマナブ間部氏が亡くなって今年で10年目の今年、遺族は美術館を持つという同氏の長年の夢を実現すると発表した。美術館建設はブラジルの文化振興法の適用を受けており、サンパウロ州政府も支援を約束している。マナブ間部日伯近代美術館は、同氏の本拠地があったサンパウロ市リベルダーデ区に建設される。落成式は2008年6月に予定されており、ブラジル日本移民百周年の目玉イベントとなる。
「プロジェクトがブラジル日本移民百周年を祝い、州政府から支援してもらえるのは大変光栄なことだと思います。次世代の芸術家を育てる素晴らしい美術館になると確信しています」と息子のユーゴー氏は語る。
美術館建設計画は、建設予定地にある老朽化している歴史的建造物の修復も含め、1000万レアルを予算に計上している。美術館が入る建物は、1911年にイタリア人建築家のジョバンニ・バチスタ・ビアンチにより設計、建築されたもので、州の文化財にも指定されている。建物には、芸術を振興する空間というテーマで、研究センター、図書館、展示会場、講演ホールなどの設置が計画されている。
同プロジェクトは、ブラジル歴史文化遺産協会の会長であり、建築家のビクトル・ウーゴ・モリ氏が携わっている。「来年の百周年記念にふさわしい企画を作るというのが目的でした。マナブ間部財団の所蔵作品は秀逸であり、どれもすばらしい作品が多く見られる中、展覧会を開くのに適切な場所がなかったために、これまでその閲覧の機会は限られていました。それゆえ、美術館建設は百周年を祝うのにこれ以上ない素晴らしいものだと言えるでしょう」とモリ氏は強調する。
父マナブ氏と同じく造形美術家であるユーゴー氏によると、美術館にはマナブ氏のコレクションだけなく、日系・非日系画家による100以上の作品も所蔵されるという。「父の作品だけでなく、いろいろな画家の作品を置くことで、この美術館を傑出させたいのです。これは父の夢でもありました。1960年代に父はブラジルに帰化しました。過去実現されてきた展覧会でも常に、自分はブラジル人画家であると主張していました」とユーゴー氏は語る。
現在までに4つの大企業がこのプロジェクトを支援しているが、間部財団では、夢の実現のためにさらにスポンサーを募集している。日本企業の援助は財団にとって夢であり、理想である。「日本企業では、盛り上がりに今ひとつ欠けているようですが、彼らが前向きな姿勢を見せてくれることを信じています」とユーゴー氏は心待ちにしている。