2007年7月18日
史上最悪の航空機事故、死者200人以上か=サンパウロ
17日午後6時45分ごろ、サンパウロ市南部にあるコンゴーニャス空港で、TAM航空エアバス320が着陸に失敗し滑走路をオーバー、空港近くの建物に突っ込んだ。現場は事故当時、雨が降っていた。
地元メディアによると、航空機は一度滑走路に着陸したが停止できず、空港の横を通るワシントン・ルイス大通りを越えてTAMエクスプレスの倉庫とガソリンスタンドに衝突、機体は炎上した。
TAM航空によると、同機には乗客・乗員合わせて186人が乗っていた。地元メディアによると、搭乗者の生存の可能性は極めて低いという。また、航空機が衝突した倉庫にいたTAMエクスプレスの職員をはじめ、現場付近で事故に巻き込まれた犠牲者も29人に上っている。事故による犠牲者は200人以上になる可能性が高く、ブラジル国内史上最悪の航空機事故となる。
在サンパウロ日本総領事館によると、TAMが公表した搭乗者名簿に日本人とみられる名前があり、確認の結果、日系人と分かった。名簿にはこのほかに日系人とみられる名前が6人いる。
ルーラ大統領は大統領府内に事故対策室を設置。また、事故犠牲者のために3日間の服喪を国民に呼びかけた。