2007年7月19日
いつ事故が起こってもおかしくなった=タム航空のパイロット
17日に起きたブラジル史上最悪の航空機事故について、タム航空(TAM)で勤務するパイロットがニュースサイトG1のインタビューに応じた。同サイトが18日伝えた。
このパイロット(匿名)はインタビューで「被害は小さかったがこれまでも(滑走路でスリップする)同様の事故があったし、そのことを報告してきた」と、以前からコンゴーニャス空港に着陸する際に滑走路が滑ることが問題に挙がっていたことを明らかにした。同様のスリップ事故は今年だけで4件も起こっているという。
最悪の大参事となった今回の事故。186人の乗客を乗せたタム航空機エアバス320ポルトアレグレ発サンパウロ行きの事故機は、コンゴーニャス空港に降り立つと滑走路を飛び出し大通りを抜け、近くの倉庫に激突し炎上した。
同パイロットは、コンゴーニャス空港の滑走路の水はけ設備が万全ではないとしており、それが事故の原因のひとつとなったと批判「今までこのような事故が起こらなかったのは運が良かっただけだ」と、いつ事故が起こってもおかしくなったとの考えを示した。
史上最悪の航空機事故、死者200人以上か=サンパウロ